「涼は、昨日何してたの?」
とりあえず、当たり障りのない話を。
「プログラミングの授業を受けていたよ。なかなか面白かった」
「そうなのね」
「2人は?」
「乗馬をしたわ、ね?」
「ええ、そうね。楽しかった」
この場合、涼の恋を応援することは杏里を裏切ることになるし、だからと言って杏里の恋を応援すると婚約破棄の計画が遠退いてしまう。
どちらの恋も応援しないのが一番いいかもしれないけれど、それはなんだか歯痒い。
だけど、涼と杏里の2人の顔を交互に見ると、やっぱりこの2人もお似合いだなあと思ってしまう。
杏里が涼のことを好きだったらよかったのにと思うも、性格の良い杏里が友人である私の婚約者を好きになるわけがないと勝手に納得をした。
空を見ると、今日は快晴ではなく白い雲が浮いている。散歩にちょうどよい天気。
料理に視線を戻そうと室内に視線を戻した時、ふと一人の人に目が留まる。
すごく可愛くて、目なんか輝いているように見えて、目立たない鼻に程よい大きさの口。まるで、アイドルのような容姿。
見ていると、その人と目が合う。
しかし、すぐに反らされてしまった。
「桜? どうした?」
「あ、ううん。なんでもない」
ちらっとその人の方を見ると、彼女は涼のことを見つめていて、その目は愛おしそうだった。
涼を見るともちろん気付いていなくて、なんだろう、心がもやもやとした。
とりあえず、当たり障りのない話を。
「プログラミングの授業を受けていたよ。なかなか面白かった」
「そうなのね」
「2人は?」
「乗馬をしたわ、ね?」
「ええ、そうね。楽しかった」
この場合、涼の恋を応援することは杏里を裏切ることになるし、だからと言って杏里の恋を応援すると婚約破棄の計画が遠退いてしまう。
どちらの恋も応援しないのが一番いいかもしれないけれど、それはなんだか歯痒い。
だけど、涼と杏里の2人の顔を交互に見ると、やっぱりこの2人もお似合いだなあと思ってしまう。
杏里が涼のことを好きだったらよかったのにと思うも、性格の良い杏里が友人である私の婚約者を好きになるわけがないと勝手に納得をした。
空を見ると、今日は快晴ではなく白い雲が浮いている。散歩にちょうどよい天気。
料理に視線を戻そうと室内に視線を戻した時、ふと一人の人に目が留まる。
すごく可愛くて、目なんか輝いているように見えて、目立たない鼻に程よい大きさの口。まるで、アイドルのような容姿。
見ていると、その人と目が合う。
しかし、すぐに反らされてしまった。
「桜? どうした?」
「あ、ううん。なんでもない」
ちらっとその人の方を見ると、彼女は涼のことを見つめていて、その目は愛おしそうだった。
涼を見るともちろん気付いていなくて、なんだろう、心がもやもやとした。



