「やっと1日終わったね」
「う、うん。そうだね」
授業もホームルームも全て終え帰ろうとした時、聖くんに話しかけられる。
屈託のない笑顔の裏に隠された事実を知ってしまった今、どう接すればいいのか分からない。
多分、私の笑顔は多少なりとも引きつっている。
「あ、そうだ。この前街のカフェで美味しい苺のデザート見つけたんだけど、食べに行かない?」
「えっと…………」
なんて言おうか迷っている時。
「桜」
「りょ、涼くん」
久々に涼くんに名前を呼ばれた。
涼くんが現れた時、小さく舌打ちのような音が聞こえたのは気のせい……?
聖くんの顔を見るとやっぱり笑っていて、逆にそれが怖く感じる。
でも、よく見ると目は笑っていなくて口角だけが上がっていた。
「ちょっと、来てもらえる?」
「え、うん……。じゃ、じゃあまたね」
聖くんは今までに見た事のない冷たい表情で涼くんを見つめていた。そうだよね、鈴華さんに頼まれているんだから。私と涼くんが近付かないようにって。
「う、うん。そうだね」
授業もホームルームも全て終え帰ろうとした時、聖くんに話しかけられる。
屈託のない笑顔の裏に隠された事実を知ってしまった今、どう接すればいいのか分からない。
多分、私の笑顔は多少なりとも引きつっている。
「あ、そうだ。この前街のカフェで美味しい苺のデザート見つけたんだけど、食べに行かない?」
「えっと…………」
なんて言おうか迷っている時。
「桜」
「りょ、涼くん」
久々に涼くんに名前を呼ばれた。
涼くんが現れた時、小さく舌打ちのような音が聞こえたのは気のせい……?
聖くんの顔を見るとやっぱり笑っていて、逆にそれが怖く感じる。
でも、よく見ると目は笑っていなくて口角だけが上がっていた。
「ちょっと、来てもらえる?」
「え、うん……。じゃ、じゃあまたね」
聖くんは今までに見た事のない冷たい表情で涼くんを見つめていた。そうだよね、鈴華さんに頼まれているんだから。私と涼くんが近付かないようにって。



