嫌いなあいつの婚約者!?

 苺をこれでもかというくらい堪能した1日は充実した日だった。

「お土産も貰っちゃって、本当に今日はありがとう」

「ううん、僕こそ苺好きな仲間と一緒に食べられてすごく嬉しいよ」

「私までこんなに頂いちゃって」

「ぜひ、ご家族皆で食べてみて」

「ええ」

 苺の香りで満たされた車内にいると、あんなにたくさん食べたのにまたお腹が空いてくる。

 聖くんを見ると笑顔を浮かべてこっちを見ていて、私も笑顔を返した。


「また遊ぼうね」

「うん、もちろん」

「本当に仲良いのね。羨ましいくらい」

「ふふっ、苺仲間だもんね、私たち」

「そうだね」

 聖くんは、私たちをそれぞれの家まで送ってくれて、笑顔と共に帰っていった。