深紅と浅葱

葵が帰った後


「半分あの子に言ったんだがね」

「葵はたくさん感謝してくれるぞ?」

「葵が気持ちを言葉に出来るようになったのは、芹沢のおかげさ
家族を粛清しても泣けなかった葵を芹沢は、泣かせた
でも芹沢は…泣かせるばかり…
笑わせてはくれなかったねぇ」

「芹沢さん知ってるのか!?」

「いや、葵から聞いた話さ
総司の事も聞いてたよ
『とっても優しい、嘘のつけない人
努力家で剣の天才!いつも守ってくれて、助けに来てくれる!』
と言ってたよ」

「へぇー!!!俺って優しく見えてんのか///照れるなぁ//」

「総司 あんた天気がわかるって本当かい?」

「え?あぁ、なんとなくわかる」

「その力、もう使うんじゃないよ」

真優の迫力につばを呑む

「いいね?もう、今日でも明日でも
どれだけ大切な日でも
誰かに頼まれても
天気など気にしちゃいけない」

「わかった」

「良い子だね」

真優に微笑まれ
緊張が解ける

「へへっ」 
つられて沖田も笑顔になる