「分かった」
「!?」
「璃和!?自分が何を言っているのか」
分かってる。
分かってる。でも、制裁を加えただけじゃ
きっとあいつ等はあたしに何かしでかしてくるかもしれない
「でも、あたしはもう。星哉たちと会うつもりはないし
会う気もない。それが例え、あんた達が、話し合いたいと言っても」
「・・・っ」
「分かるでしょう?玲央君があぁして制裁を加えたって
あたしに張られた”裏切り者”の嘘のレッテルが消えるわけじゃないし
アイツらがあたしに何かしでかしてくる可能性もないわけではない。
だからこそ、玲央君や愁君が制裁を加えて
あたしに近づけないようにしてるだけ。」
「2年前と今じゃ考え方だって変わるだろうが」
変わる・・・か
「変わってたら?変わってたらどうなってるって言うの?
あたしの裏切り者のレッテルが消えた?
アイツらが制裁を受けずに済んだ?」
そんな事、絶対にありえないでしょう?
「2年たっても変わらないから。だから
玲央君が見て神楽の幹部のままでいて、あたしを最後まで
裏切り者のままにしたかったんでしょう。
それに、今日神楽に行って見たでしょう?樹梨のあの目」
「・・・っあぁ」
「2年前も、同じ目をしてた。あたしを追い出したときのあの時の目と
全く同じ目。あの子は、自分の地位が何よりも大事なのよ」
「嘘だろ?」
「妊娠していたあたしが出来るわけがないことを
しでかしたと言った。樹梨の目。だからこそ、酒井に匿ってもらってるの」



