空仰げば、遠くにキミ。【完】




体育館の中に入るのはさすがに気が引けたので、ボールが外に出ないようにネットがかかったドアからひっそりと見学する。



「はーい、じゃボール出すからこっちに返せよー」



そんな声が中から聞こえてきて、古泉くんは、軽くスパイクをしてボールを打っていた。


その姿はとてもカッコよく見えて、古泉くんはやっぱりバレーボール が上手いのだな、と素人目から見ても思った。