好きなやつくらい、いるよな… でも、どうしても諦められない。 ちらっとハルカを見ると、女子に 「私とかどう〜?」 と迫られている。 「ごめんね、好きな子を諦められないんだ。」 女子は正攻法を諦めたらしく、ハルカの腕に胸を押しつけた。 気持ち悪い。 ハルカを取らないで。