もう一度、あなたとともに。

【一輝Side】


ずっと前かられみなが好きだった。


彼氏がいると知りながら恋に落ちてしまった。


こんな見た目な俺に嫌な顔1つしないで笑顔で話しかけてくれたれみなに一瞬で恋に落ちた。


もちろん伝える気なんてなかった。


別れたって聞いたときも相手のことを思って別れたらしい。


こんなに想ってくれる彼女がいるなんて羨ましいな。


親の都合で高校をやめ就職することになった俺は就職先の会社でほぼ同期に入った、れいって奴と意気投合。


今では一緒に仕事を任されるほど仲良くなった。


数ヶ月経ったある日、いつもは何があろうと勤務時間10分前には出勤しているれいが珍しくギリギリで出勤してきた。