幼なじみが推しすぎる





「……な、なに?」

動揺して、それしか言葉が出なかった。



すると、


「……俺の事そんなに嫌かよ…」

いつも冷静で表情ひとつ変えないレイが、眉間に皺を寄せてそう呟くように言った。


…え?

心臓が抉られるように苦しくなった。



そして、そのままふっと目を逸らしてわたしの横を通り過ぎ、席の方へと歩いて行ってしまった。



レイのあんな顔…
初めて見た。


今、初めて思い知った。
わたしがこういう態度とっている度にレイは傷付いていたんだって。