.........え!???


顔を上げると、レイが立っていた。



な、な、なに??なんで??


驚きすぎて、固まってしまった。



すると、


「お弁当、お母さんに渡して欲しいって頼まれた」



表情ひとつ変えず、レイは綺麗な顔してそう淡々と話すとそそくさと行ってしまった。




「.................え?」



突然のこと過ぎて、思考が追いつかない。



待て待て待て。
うちのお母さん!!!



よりによってなんで、レイにそんなこと頼むのよ!!!恥ずかし過ぎるんだけど。。。



てか、せっかくレイがお弁当持ってきてくれたのにさ〜ありがとうの一言ぐらい言えよ自分!!