「ハハッ…何回も言うと、その言葉も効果がなくなるぞ」



「なくなるわけないよっ!だって、何回言っても足りないくらいだもん」



頬を膨らまして拗ねるわたしの顔を見て、メガネの奥で笑ってる先生の優しい眼差し。



ずっと…先生のその表情を




────見つめていたい。




そう思った瞬間から、はじまった…この恋。