えっ、だれ? メガネを外すと目の前にいたのは、知らない男の人で。 本当にこの人がいつも見ていた…センセー? 少年のようなあどけなさは、どこかに消えていて 吸い寄せられるような魅力を持つ…妖艶な瞳に見つめられただけで 息が詰まるほどの衝撃がわたしの…全身を駆け巡っているよう。 同じ人なのに、わたしはこの時…また 一瞬で、先生に心を奪われた。