「今日はやけに…おとなしくないか?」


少し心配そうに…耳元で囁く先生。



この…鈍感っ!!


先生がそうさせてるんだってば!



わたしの気持ちなんか…全然って言ってもいいくらい気づいていない。


ほら…やっぱり…すごく意地悪。


わたし達はこの秘密基地で隣に座り…他愛もないおしゃべりをするだけ。


最初はそれだけで満足で。



それだけでよかったはずなのに…なんで?