「そのる~そろそろ…」とマスターに言われて、

「そうやな!キミ飲み過ぎ。そや、送るから名前とLINE教えてくれへん?」とそのるさんはナンパみたいな言い方をした。

「…ナンパですかぁ?」と酔ってるオレは言いたい放題。

「酔いすぎやわ。コイツ。で、お前は飲ませ過ぎ。とめへんかったんかいな?」とマスターに言うそのる。

「いやぁ~この人、結構いつものんでるし?」とマスター

「そういう問題ちゃうやろ!」とマスターに怒ってるそのるさん。

二人ともスゴく仲良さそう…

もしかして付き合ってんのかな…

あ、さすがにこれは聞けないよな…

オレはそう思い口を閉じた。

そして、スマホをそのるさんに渡して、LINEを登録してもらった。

そして、タクシーで家まで送ったてもらい、マンションの部屋の中まで入れてくれた。

「鍵!」と言われてカバンをあさったオレ。

酔っててちゃんと探せなかったけど、探しだし開けてくれた。

そして、中に入るとオレをソファーにおろし、水をくれた。

「はい!話ならいつでも聞くし、そんなに飲み過ぎんなよ?じゃ、俺帰るから、しっかり戸締まりして寝ろよー」って少しお節介言ってそのるさんは颯爽と帰っていった。

やっぱりカッコいい!

オレ、もしかしたら男好きなのかも知れない?

ってこのときはちょっと思ってしまった。