あの日の初恋を君に〜六人の主人公〜

たくさん遊び、お腹が空いた未来は目を輝かせる。その様子を見てマリアはクスクスと笑った。

「それでは、いただきます!」

全員で手を合わせ、どんなことをして遊んだなど話しながら食事をする。まるで学校で給食を食べている時のように賑やかで、未来は楽しいなと思いながら食事を食べた。

後片付けを手伝った後、未来と英美里、そしてエディスとジュディスでトランプを始めた。瑠花はマリアと話していて、帆高と大地、そして瀧はマークから武器の使い方を学んでいる。

「よし、じゃあこれだ!」

未来はドキドキしながらエディスの持つトランプを引いた。今みんなでしているのはババ抜きだ。

「う〜ん……。これかな?」

英美里も笑いながらジュディスからトランプを引く。こんな平和な時間が続けばいいのに、と思うほど恐怖はやって来るのだ。

「悪魔だ!!」

「悪魔が来たぞ!!」

村人たちがそう言った刹那、魔法が飛んでくる音がする。そして何かが壊れる音や人々の悲鳴などが聞こえてきた。