「あー、お腹いっぱい!」
「ノア、すげー食べたね
やっぱりケーキ2個はムリだわ
チキンも一応買っといたよ」
「ちょっと、休憩したら、食べるね」
「ノア、クリームついてるよ」
「どこ?とって?」
「ここ…
こんなとこ、どぉしてつくの?」
ルカが私の頬を指でこすった
ルカ…今日も好き
「なに?」
「んーん…今日も楽しかった
あ!
ルカにね、プレゼント!」
紙袋のプレゼントをルカに渡した
「なに?」
「開けてみて」
「…マフラー?」
「うん
ルカいつも駅に送ってくれる時
寒そうだから」
「うん
あんまり外出なくて
アウター持ってなかった
ちょうどよかった
ありがと
すごい嬉しい」
「つけてみて!」
「うん
…
…
こんな感じ?」
「うん
もぉちょっと、こぉかな…」
ルカの目の前で視線が止まった
ドキン…
ルカ…キスしたい…
「ありがと」
ルカが離れた
かわされた
ルカ…クリスマスだよ
いいじゃん…ちょっとぐらい



