ベジタブルハンバーガー


「ノア、駅まで送るよ…」


玄関まで追いかけた



「大丈夫」



「だって、いつも送ってるし…」



「なんでいつも送ってくれるの?」



「暗いし、心配だから…」



「気にならないでしょ!私のことなんか」



「でも、なんかあったら…」



「別になんかあっても
ルカに関係ない!
ルカに迷惑掛からないでしょ!

おじゃましました」



バタン…



またね!って

いつも言うのに

言わなかった



このまま帰したら

もぉ会えない気がした