ベジタブルハンバーガー


すぐにノアに電話した


「びっくりしたー!
ルカ、急にかけないでよ!」



通話の声は元気そうで安心した



「ごめん、あの時ホントに痛かった?」



「うん、少しね
でも、ちゃんと帰れたし
生理痛かなぁ…って思ってテストも受けたけど
学校で動けないくらい痛くなって
私、今生理じゃないなって気付いて
ママと病院行ったら入院だった
もっと早く病院行けばよかった」



「入院も、ウソとか疑って…オレ
…ホント…ごめん…」



「私ってルカになんか嘘ついたっけ?
私のイメージって嘘つき少女?」


ノアは笑ったけど



「ホント、ごめん
オレって酷いよね
あの時、ちゃんと病院行ってたら
入院しなくてよかったのかもしれないし…」



「じゃあ、責任とってくれるの?」



「責任?
例えば…?」



「例えば…なんだろ…
考えておくね

でも、ルカ悪くないから…大丈夫だよ」



「もぉ、退院したの?」



「昨日退院したよ
明日から学校行くよ」



「なら、よかった」



とりあえず安心した

ノアが無事だったこと



それから

ノアに嫌われてなかったこと



「ルカ、少しは心配してくれた?」



「…うん、そりゃあね
急に連絡こなくなったし…」



「寂しかった?

私に、会いたかった?」



「…」



答えられなかった



「私たちってさ
このまま連絡取れなくなったら
それで終わりだよね

私は、ルカの家わかるから
行けばいいけど
ルカは私がゲーム止めて
携帯変えたりしたら
どぉする?」



「…」



「どぉもしないか…」



ノアの笑い声が聞こえた