「…おはよ…」
目を開けたら梨花さんがいた
温かい…
そーだ、一緒に寝たんだ
「おはよー」
「りっくん、朝食の用意するね
何がい?」
「んー…いい…しなくていい…」
「ん?」
「もぉ少し…こーしててよ…
だから…」
って、朝はヤバいかも
オレは梨花さんに背を向けた
「ん?…りっくん?」
「ごはん、いらないから…
…そこにいてよ…」
「うん…」
背中にぴったり
梨花さんの温もりが伝わってくる
「りっくんて、ポトフみたい」
「ポトフ?なに?それ」
「食べたことない?」
「また食べ物に例えてんの?」
「あ、じゃあ、今日作ってあげるよ」
背中から梨花さんが笑う振動が伝わってきて
くすぐったかった



