月明かりで
梨花さんが起き上がったのが見えた
「どーしたの…?」
梨花さんの近くに座った
「…」
「ん?なに…?
なんか…寂しいの?」
そんな顔をしてたから
「うん…」
あたり
「オレに寂しいの?とか聞いて
自分が寂しんじゃん
…
寂しかったら
ここにいればいいじゃん…
…
オレも、いてほしいし…
…
昨日も今日も
梨花さんがいてくれて
嬉しかったよ、オレ」
「…ホントに…?」
「うん」
暗闇の中
梨花さんの頬が光った
え…
梨花さん、泣いてる?
今までずっと笑顔だったのに…
「…泣いてんの?」
「…」
「離婚したこと、やっぱり後悔してんの?」
「…してない…」
「じゃあ…」
なんの涙?



