「梨花さん」 振り返った梨花さんは 一瞬怯えたように見えた 「…」 「こわい?オレのこと?」 「んーん…」 目をそらされた 「終わるの待ってていい?」 「うん、もぉすぐ終わるから… ハンバーガー屋さんで待ってて お腹空いてたら食べてていいよ」 いつもの梨花さんだった 「うん」