「俺が結菜を愛しているのと同じくらい、蓮も結愛を愛してくれている。
だからさ2人を信じてさ、
俺たちは結愛のこと見守って、影でサポートしていこうよ？ 」


「…うん、わかった 」


まだ結菜の顔には涙がたくさんついているけど微かに笑ってくれた。


「結菜と結愛は俺の大事な家族だから、何かあったら俺が守るから、結菜は不安にならなくて大丈夫だよ 」


「陽翔、ありがとう。 結愛のこと心配なのは変わらないけど、おかげで少し元気出てきた 」


「本当良かった。

結愛だって、結菜のことを悲しい気持ちにさせたくて、病気になったわけじゃないから、今日はたくさん泣いて良いから、結愛の前では元気づけてあげられるようにしよう 」


「うん………ｸﾞｽﾝ 」


「よしよし………」


俺の胸に顔をうめる結菜の頭をしばらくの間、
撫で続けた。