「えーでは、
体育祭実行委員は杉野さんで決定。」

あーほんとイライラする。
ちょっと驚かせますか!

「……っざけんな」

できるだけ低い声で言ってやった

「な、なんだ。
返事がないからだろ」

冷や汗をかいて怯えている担任
いい気味爆笑
クラスのみんなも生唾を飲む音が聞こえた

「じゃ、嫌です。
体育祭実行委員を辞退します。」

「クラスの仕事だぞ!!!
責任をもて!!」

「私、一切同意してないんですが笑」

意味わかんね笑
押し付けてきてそれはないでしょ。

「居眠りしてたのは杉野だろ!
体育祭実行委員は決まりだからな!!」

「練習も本番当日も参加しない人に
実行委員を任せるおつもりですか?」

私はちょっと家の事情で命狙われてるから安易に行事に参加出来ないんだよね…「は!?そんなことは許されないぞ!」

「では、喘息持ちの私に運動させて、
発作が出て、呼吸困難になって死にでもしたら
先生がその命をかけてでも責任を取れるんですか?」

「な!?!?そ、それは……💦」

「できませんよね?
でしたら、私を体育祭実行委員にすることは諦めてください」

喘息持ちなんてのは嘘だけど笑
家の身分を教える訳には行かないからねー

「な、なら仕方の無いことだな…」

よっしゃ!!!
めんどくさいことにならなくて済んだ♪
はぁ…学校ってめんどくさい。
寝よっと。今度はしっかりとね、