「また朝か...」

私、杉野 舞菜 (すぎの まな)
ちょっとばかり秘密が多い、
高校1年生の女子高生

「まーなーちゃーん!!!
朝ごはんできてるよー!」

「はーい!!!今行きまーす!」

お母さんに声をかけられた
しょーがない、意地でも学校に行かなきゃ…



「おはようございます
お母さん、お父さん」

「おはよう、舞菜ちゃん!!!」
「おはよう、舞菜」

リビングに行くといつもの見慣れた
お母さんはキレイな着物を来て、
お父さんは和服を来て資料に目を通す光景がある
1度は崩れたこの家族のような光景が。
でも、もう、あの時の幸せはない、



――だって、この人たちは本当の親じゃないから