え。何それ。どうゆう事?
どっちでもいいって何?

そう聞きたいけど一恋の前では聞かれへん。
聞いた張本人の一恋は、訳が分からんのか
口をポカンと開けたまま固まってる。

慧「見つけたとしてもどうでもいいかな。
会ったって何かが変わる訳じゃないし。
それよりも今は、ここでの
生活を大切にしようって思ってる。」

あかん。泣きそうや。
復讐、諦めてくれたんや。

一恋「よう分かれへんけど…
大神くんがうちらの事
そうゆう風に思ってくれて良かったわ。」

あかん。我慢出来へん。

一恋「慣れへん事もあると思うけど
…て、桃花。何、泣いてんの?」

桃花「だって、大神が…」

涙でぐちゃぐちゃでよう見られへんだけど
大神は微かに微笑んでたと思う。

慧「お前の言う通りだった。
俺は大丈夫みたいだ。」

なんやねん。...何で、私は
こんなにも嬉しいねん。