大神はムクっと起き上がると
私の元までやってきて胸倉を掴んだ。

慧「お前、本当にウザイ。」

桃花「1ヶ月が限界やで。
あんたが転校生扱いされて
皆が大目に見てくれるのは
1ヶ月が限界やから。
その態度改めんだら
あんた、全員から嫌われるで。」

慧「別にそれでいい。」

桃花「あんたが何でこっちに
転校してきたか事情は知らんけどさ
嫌なんかもしれんけど、そんな事
嘆いてもしゃーないやん。受け入れなよ。
あんたは、ここで生きるしかないねん。」

しばらく、私の事を睨み続けてた
大神は、盛大なため息と共に
その手を離した。