今までは、こんなにも重たい話
された事なかったから
茶化して冗談交じりに自分の本音を
自分の言葉を相手に伝えられたけど…
もしも、この人が。目の前で
本物の笑顔を見せてくれた大神が…
自分が言った言葉のせいで
おれへんくなったら…って考えると
怖くて仕方がなくて…はぐらかした。
もう、この話はおしまいって
ピリオドを打つためにも。
精一杯、誤魔化した。
桃花「てか、あんたさっき。
キャラブレすぎとか言うてたけど
あんた、私のキャラ語るほど
私の事知らんやん。」
でも、多分。そんな私の考えも気持ちも
大神には伝わってる。
私が隠すのが下手やからってのもあるけど
大神は、人の気持ちに敏感やから。
いつも空気を読んでくれる。



