慧「久しぶりにさ。
話したいなと思って、成瀬と。
今日で最後だから。
全部、伝えたい。いい?」
桃花「うん。」
今日で最後って言葉がリアルやった。
…ほんまに明日から私らは
この屋上に来る事も、気軽に
会う事も出来へんくなる。
慧「例えば、俺はさ。
朝目覚めた時、空一面の青空が
広がっていたとしても
気持ち良いとは思えなかったんだ。
天気の良い日は何だか気分がいいって。
どこかの誰かが言ってたけど
それは、心に余裕があるから
そう思えるだけで…逆に俺は
雨の日の方が心地良かった。」
桃花「何で?」
慧「…屋上に来なくて済むから。」



