慧「バカか!お前は!」
ああ。やっぱり。迷惑やったかな。
そりゃあ、鬱陶しいか。
喧嘩してる相手にお風呂あがりに
呼び出されたら…そりゃあ怒るよな。
桃花「…ほんま、ごめんな。
そりゃ怒るよな。
突然、呼び出されたら…」
慧「そうじゃなくて!!心配しただろ!」
桃花「…心配?」
慧「お前からの留守電。
40分前だったし、その間に
何かあったんじゃないかって
…死ぬほど心配したんだぞ!!」
桃花「大丈夫やって!
ほら、私なんか誰にも狙われへんし。
もしも、何かあっても空手習ってるし。
返り討ちに出来るって!
もう、ほんま大神は心配性すぎんで。
私はその辺の、か弱い女の子とちゃうから。
余裕でそんな……えっ…。」
私を抱き締めた大神の心臓は
めちゃくちゃ早かった。



