甘い恋には程遠い


弘高「なぁ、桃花ちゃん。
大神くんの事…切り捨てられる?」

桃花「弘高くんは…ズルい。」

弘高「うん。せやな。俺は、ズルいよ。」

桃花「…大神とおった方が私は
幸せになれんねやろ?
弘高くん的には大神が
オススメなんやろ?」

弘高「ほんまは答えたないけど…
桃花ちゃんの気持ち、1番大切に
したいけど…大神くんの言う通り。
篤人は…1人でも幸せに生きてけるよ。
…ロサンゼルスで自分の会社
立ち上げるらしいわ。」

桃花「そう。」

弘高「篤人の未来には…桃花ちゃんが
ちゃんといてるかもしれへん。
あいつはあいつなりに…ちゃんと
考えてるかもしれへん。
でも、正直、俺には分かれへん。
ロサンゼルスに行くのに…
桃花ちゃんを1人ぼっちにさせるのに…
大神くんに、挑発的な態度をとった
あいつの気持ちが俺には分かれへん。」