弘高「あの日、あいつ、俺の家におってん。
あいつの両親が離婚するってなって
どっちに着いていくか決めなあかん。
言わば、人生の選択肢を迫られてる日に…
近所中が桃花ちゃんが帰って来うへんって
騒ぎ出して…あいつは一目散に飛び出して行った。
自分のこれからを考えるより先に
桃花ちゃんを探しに行った。
…思えばあの頃から
桃花ちゃんの事大切に思てた。
今日もな。大人気ない事したーって
反省した後、綺麗になっててびっくりした。
俺も近くで成長、見届けたかった。
あんなイケメンな彼氏に俺
太刀打ち出来へんやんって嘆いてた。
せやから、気持ちは嘘やないと思うよ。」
分かれへんかった。
私は今、何について
諭されてるんか分かれへんかった。



