ー文化祭当日ー
私らのクラスのメイド喫茶は
サカキさんのおかげか。
めちゃくちゃ大盛況やった。
校内の生徒も他校の生徒も
ひっきりなしにサカキさん目当てで
やって来た。
桃花「さすが、サカキさんやな。
ほんま凄いわ。見て。あれ!
同じ服やのにサカキさんのだけ
輝いて見えるわ。うわ!何?
今の顔、めっちゃ可愛い。」
慧「お前も可愛いよ。
よく似合ってる。」
桃花「はいはい。ありがとう。」
慧「本当だから。俺はあの子よりも
成瀬の方が輝いてるなーって思ってるよ。
…後、出来ればその姿
他の誰にも見せたくないとも思ってる。」