甘い恋には程遠い


桃花「知らんわ。そんなドラマ。
聞いた事もないわ。
せめて、油性ペンとかの方がええわ。」

慧「何で油性ペンなんだよ。」

ああ、あかん。なんやめっちゃ…

桃花「だって油性ペンは消えへんやん。
めっちゃ頑張らな消えへんやん。
薄くなってもええから
誰かの心の中に、ずっと私がいてるのって
めちゃくちゃ幸せやない?」

慧「じゃあ、お前はペンキだ。」

桃花「何で、ペンキ?」

慧「真っ白な心も、どす黒い心も
上から色んな色を塗って塗って
塗りまくってカラフルに変える。」

こんなやり取りが楽しい。

桃花「もしかして私…
今、悪口言われてる?」

慧「いや、褒め言葉。」