甘い恋には程遠い


桃花「透明なプラスチック越しに
話すのなんて嫌やから。
寒そうな鉄格子の中に
あんたを入らせたないから。
これからは毎日
あんたの事、笑わせるから。
物騒な事考えへんで済むように
絶対、楽しい毎日にするから。」

せやから、私には照れ隠しが必要やった。

慧「…何度も言うけど、今は考えてないよ。
今までは頭の中、それでいっぱいで
ずっとイライラしててモヤモヤしてて
気付いたらこの学校に転校してて。
どす黒い気持ちに支配されてたけど
…お前と出会ってから…お前を
好きになってから…俺の頭の中は
お前でいっぱいになってた。
お前は消しゴムみたいな奴だ。」

桃花「何で、私が文房具と同等やねん。」

慧「昔、そんなドラマがあっただろ?」