甘い恋には程遠い


でも、彼氏彼女やったら…
文化祭の時、大神の恋人になってたら…
今よりもっと楽しくて…
幸せな時間やったりもするんやろう。

…なんて。恋する乙女みたいな事を
思ってしまった。だからかな…

桃花「でもな、たまに…
思ったりはするよ。
幸せそうに笑ってる姿見てるとさ。
私もああなりたいなって。
憧れみたいなもんやけど
羨ましいなって思う時はある。」

また、私は余計な事を言った。

桃花「いや、まあさ。私には無理…」

私の言葉を遮った大神は…

慧「…じゃあさ。」

その続きを言えへんまま黙った。

なんやねん、大神。
何、そんな真面目な顔してんねん。
なんやねん、この空気。
あかん、耐えられへん。
息苦しい。話題変えな。