じゃあ、私には…何が出来る?
些細な事でもええから、何か…あるかな。

桃花「そっか。仕方ないよな。
大神は小さい頃からずっと
そう思って生きてきてんから。
せやけどな、私は…何かしたいねん。
失敗ばっかりでもええから。
何か1つだけ、成功するなら…
ちょっとでも大神の気が晴れるなら
何だってしたいねん。…何かあるかな?
大神のために私が出来る事。」

慧「話しててよ。」

桃花「話す?」

慧「くだらない事でいい。
どんな話でもいい。
時には、言い争って…
文句言われて、文句言って…
そんな時間が…何気ない時間が…
成瀬と話してる時間だけは…
俺、生きてるって思えるんだ。」