きっと、拒否しても意外と頑固者の
大神は引けへんやろうからお言葉に甘えた。
慧「余計な事を言ったかもしれない。」
桃花「いや。1人で帰るよりは有難いよ。」
慧「そうじゃなくて。
成瀬のご両親に余計な話を
してしまったかもしれない。
言わなくてもいい事を言ったかもしれない。
でも、やっぱり…知って欲しかったんだ。
とてもいい人達だったから。
さすが、成瀬のご両親だ!としか
言いようがない人達だったから。
得体の知れない俺じゃ嫌だった。
本当は話してしまおうと思った。
姉の復讐をするために来たって。
…だけど、話したら…苦しめる。」
桃花「苦しめる?」



