桃花「あーー!お腹いっぱいやなー!
な?大神も!お腹いっぱいやよな?」
慧「ああ、まあ。」
桃花「どうする?帰る?
それとも、ちょっと休んでく?
お腹いっぱいやと動きたくないやろ?」
これ以上は話して欲しくなかったから
バレバレな。わざとらしい。
でも、今の私の精一杯の
助け舟を出したつもりやったけど
大神は笑顔でそれを遮った。
慧「ううん。平気だよ。
それよりも、少し
お父さんと話してもいいかな?」
桃花「…話すって?」
慧「成瀬のご両親に…
ちゃんと、話したいんだ。」
大神に私の気遣いが
通用せえへん事くらい知ってる。
でも、何を…話すんやろ?



