甘い恋には程遠い


桃花「大神、これ食べる?」

慧「え?あ、うん。」

桃花「あ、てか。
嫌いなもんとかなかった?
今更やけど。」

慧「うん、ないよ。」

目一杯の酢豚を私が盛って。

母「大神くん。唐揚げは?」

慧「あ。いただきます。」

母「うん。じゃあ揚げたて
食べて欲しいからすぐ揚げるね。」

慧「すみません。」

お母さんが唐揚げを揚げに行って。

父「…これ。」

お父さんが
色んな料理を勝手にお皿に盛って
大神に手渡した。