慧「後、俺よりも持ってるよ。
俺は、ただ勉強が出来るだけ。
自分の行きたいと思った大学に
行けるだけ。ただ、それだけ。」
何やねん、それ、自慢か。
ってツッコミたかったけど
見上げた大神の顔があまりにも
真剣な表情やったから
言われへんかった。
慧「でも、お前は粘り強さとか。
クラスを1つにまとめあげる力とか。
不穏な空気になった時
場を和ませるひょうきんさとか。
毎日でも見たいなって思う笑顔とか。
俺よりも色んな物を持ってる。」
桃花「そんなの何の役にも立てへんやん。」
慧「そうかな?ただ勉強が出来るだけの
俺よりは遥かに役に立つと思うけど。」



