甘い恋には程遠い


桃花「そうか?私、たまに来てんで。」

慧「嘘だな。俺、放課後は
大体ここにいるから。
今まで成瀬が放課後に
来た事は1度もない。
俺の知ってる限り。」

大神の声が。

慧「で?何しに来たの?」

桃花「てか、別にここは
あんたの場所ちゃうから。
何、主みたいな事言うてんねん。」

大神は私が座ってるベンチに腰掛けると
風に靡かれてヒラヒラしてる
真っ白い紙を見つめてた。

桃花「大神はもう出した?」

慧「出したよ。」

桃花「そっか。」