別の人間やのに…何、諦めてんねん!
自分の人生やのに。お姉さんの人生を
生きてるんとちゃうのに!
桃花「大神の悲しみや辛さは計り知れへん。
私が想像するよりも、もっと絶対
深いもんやて事も分かってる。
せやけど、生きてたら。誰にだって…
辛い事も悲しい事も死にたくなる事も
殺したいくらいムカつく事も
絶望する事も悩む事もあんねん。
苦しいのは大神だけやないねん!!」
息が切れるほど叫んでた。
知らず知らずの内に熱くなってた。
それこそ、お前には関係ないって
言われたら、黙るしかないのに。
涙と怒りと悔しさが
ぐちゃぐちゃなまま表に出てた。



