甘い恋には程遠い


涙が止まれへんかった。
そんな話を聞いて辛くない訳がない。

せやけど、それ以上に腹が立った。

桃花「明日も絶対に生きてるって
胸張って言える人間は1人もおれへんねん!」

お姉さんの事を言い訳にして
逃げる大神のその精神が
気に食わんかった。

桃花「分かれへんよ。私には。
大神の辛さも哀しさも
分かれへんけど、でも…
そうやってお姉さんの事を
言い訳にして逃げる大神はダサいわ。
そんな大神、見たないねん!」

大神は混合してる。