「ん…シュウ?」
私は目覚め、辺りを見渡して呟いた。
そこには消えた火と、レスターがいる。
だが、シュウは居ない。
逃げたか?…探しに行かないと。
私はデストラスを持って歩きだした。
途中にある足跡を辿っていく。
「山岳か…」
その足跡は森の奥に進んでいき、山岳にまで続いている。
何故レスターを殺そうとしたんだろうか?。
私はそんな事を考えながら森へ戻る事にした。
全ては時間でしか解決出来ないだろう。
だから私はその時を待つ事にした。
森の中を進むと元居た場所に着く。
そこに居たレスターとルヴァイアスが居ない。
そして、レスターが居た場所から足跡が伸びている。
「…はぁ」
私はデストラスを構え直して走りだした。
「おらぁ!」
しばらく歩くとレスターの声が聞こえ、その方向に目を凝らすとレスターが狼と戦っている。
私はそっと近づき邪魔にならないように近くの木にもたれかかった。
あのモンスターはフォレストウルフだったかな?そんな事を考えながら観察を続ける。
「【錬成】!」
レスターが木に触れながら叫ぶとその木から線が伸びていきフォレストウルフの上で立方体となって落下する。
ドーン!そう音が鳴って森が静まり返った。
「よっしゃ!」
ガッツポーズをするレスターに近づきながら言った。
「死神とか私に言うけど君だってえげつない事してるじゃないか…」
そう言って肩を竦める私の周りをレスターが見渡して口を開いた。
「シュウはどこだ?」
「………実はね、」
私は事の顛末を全て話す事にした。
「だから多分だけど自責の念から死の救済への渇望でも出来たんだと思う」
「これを治せるのは多分、時間以外無いと思う」
「これで終わりだよ」
そう言って私は薪をまた焚き木に入れた。
「そうか…シュウが…か」
「私はレベルを上げるべきだと思う」
そう言ってレスターのほうを見るとレスターは怒っているような表情をしていた。
どうせ私の事でなんか思ってるんだろう。
「どうしたの?」
一応聞いてみるとレスターは苛ついているかのように言った。
「シャルに手を出そうとするとは…シュウの奴め!」
優しいなー…。
レスターはいつも私か、シュウを第一に行動する。
こんな事はあまり考えたくはないけどもし、シュウが死んだらどうなるだろうか。
…いや、こんな事は考えない方がいいだろう。
「シュウは強さを望みそうだから私らも遅れないよう強くなろうよ」
私はそう言ってレスターの手を引っ張りモンスターを探しに出かけた。
フォレストウルフがを数百体殺してついにLv.5にまで成長した私達は森を出て平原を歩き始めた。
馬のようなモンスターが居て私達はそいつに乗って平原を駆ける。
「レスター馬乗るの下手だねー」
「こんくらいすぐ慣れるからな!」
私が走る馬を撫でながらより早く走らせる後ろでレスターは馬を無理矢理制御しようとしている。
ちゃんと跨って首筋を叩けば十分制御出来るはずなんだけど…。
何故か私の声でも馬が制御出来るのは何故なのだろう。
「後ろの金髪の人にスピードを合わせてねー」
そう言って頭を撫でてやるとヒヒンと鳴いて指示に従ってくれる。
私が知る限りではこの馬、グレート・ホースは気性が荒い事で有名なのだけど…。
この馬が従ってくれる理由ってなんなんだろうか。
そう思いながらもレスターと一緒に東の湖を目指す。
私と違ってシュウはなんでも出来た。
才能だったのだろう、シュウはいつも私達の前を歩いていたのだ。
今ここに居たら私と一緒にレスターをいじって笑っていたのだろう。
あいつは優しく、責任感の強い馬鹿だ。
どうせデスゲームの事で責任感を覚えたのだろう。
私達をここから解放しようとでもしてたのだろうし、一人で旅立ったのもまた殺そうとするかもーとでも思ったに決まっている。
私はシュウの事をよく知っているのに彼は私の事をよくは知らないらしい。
レスターもあの程度で怒りはしないし、レスターが怒るのは誤ちを犯し、それを悔い改めようとしない時だけだ。
私はシュウ達になら殺されてもいい、シュウとレスターは私を助けた。
虐待、いじめ、差別、私はこの見た目からずっとそんな事を受けていたけど、二人は優しくて…私を救ってくれていた。
誰にでも優しく接する彼らだからこそ私は心を開いたのだ。
私の親友、心の開ける相手は二人だけ。
私の心、私と言う存在を満たせるのはこの二人だけだから。
私は一生をこの世界で過ごそうと、たとえ殺されようともシュウを咎める事は無い。
後悔をしなければ私はそれでいい。
大好きな二人のためならね。
はぁ…なんでこんな事考えちゃうんだろう?。
考える必要なんて無いじゃんか。
私の信条、それはどんな状況下でも最高の結果を求める事。
自分を信じてくれた二人のためにも、ね。
「レスター、はやく行こう?」
「お、おう!」
だからこそ私はシュウとレスターを英雄とするために、動くとしようかな。
二人とは似ていても、全く違う計画。
それが二人のための事になる。
二人は私を信頼してくれてるから。
その信頼に報いるために。
それが私の二人への、信頼の証。
私は目覚め、辺りを見渡して呟いた。
そこには消えた火と、レスターがいる。
だが、シュウは居ない。
逃げたか?…探しに行かないと。
私はデストラスを持って歩きだした。
途中にある足跡を辿っていく。
「山岳か…」
その足跡は森の奥に進んでいき、山岳にまで続いている。
何故レスターを殺そうとしたんだろうか?。
私はそんな事を考えながら森へ戻る事にした。
全ては時間でしか解決出来ないだろう。
だから私はその時を待つ事にした。
森の中を進むと元居た場所に着く。
そこに居たレスターとルヴァイアスが居ない。
そして、レスターが居た場所から足跡が伸びている。
「…はぁ」
私はデストラスを構え直して走りだした。
「おらぁ!」
しばらく歩くとレスターの声が聞こえ、その方向に目を凝らすとレスターが狼と戦っている。
私はそっと近づき邪魔にならないように近くの木にもたれかかった。
あのモンスターはフォレストウルフだったかな?そんな事を考えながら観察を続ける。
「【錬成】!」
レスターが木に触れながら叫ぶとその木から線が伸びていきフォレストウルフの上で立方体となって落下する。
ドーン!そう音が鳴って森が静まり返った。
「よっしゃ!」
ガッツポーズをするレスターに近づきながら言った。
「死神とか私に言うけど君だってえげつない事してるじゃないか…」
そう言って肩を竦める私の周りをレスターが見渡して口を開いた。
「シュウはどこだ?」
「………実はね、」
私は事の顛末を全て話す事にした。
「だから多分だけど自責の念から死の救済への渇望でも出来たんだと思う」
「これを治せるのは多分、時間以外無いと思う」
「これで終わりだよ」
そう言って私は薪をまた焚き木に入れた。
「そうか…シュウが…か」
「私はレベルを上げるべきだと思う」
そう言ってレスターのほうを見るとレスターは怒っているような表情をしていた。
どうせ私の事でなんか思ってるんだろう。
「どうしたの?」
一応聞いてみるとレスターは苛ついているかのように言った。
「シャルに手を出そうとするとは…シュウの奴め!」
優しいなー…。
レスターはいつも私か、シュウを第一に行動する。
こんな事はあまり考えたくはないけどもし、シュウが死んだらどうなるだろうか。
…いや、こんな事は考えない方がいいだろう。
「シュウは強さを望みそうだから私らも遅れないよう強くなろうよ」
私はそう言ってレスターの手を引っ張りモンスターを探しに出かけた。
フォレストウルフがを数百体殺してついにLv.5にまで成長した私達は森を出て平原を歩き始めた。
馬のようなモンスターが居て私達はそいつに乗って平原を駆ける。
「レスター馬乗るの下手だねー」
「こんくらいすぐ慣れるからな!」
私が走る馬を撫でながらより早く走らせる後ろでレスターは馬を無理矢理制御しようとしている。
ちゃんと跨って首筋を叩けば十分制御出来るはずなんだけど…。
何故か私の声でも馬が制御出来るのは何故なのだろう。
「後ろの金髪の人にスピードを合わせてねー」
そう言って頭を撫でてやるとヒヒンと鳴いて指示に従ってくれる。
私が知る限りではこの馬、グレート・ホースは気性が荒い事で有名なのだけど…。
この馬が従ってくれる理由ってなんなんだろうか。
そう思いながらもレスターと一緒に東の湖を目指す。
私と違ってシュウはなんでも出来た。
才能だったのだろう、シュウはいつも私達の前を歩いていたのだ。
今ここに居たら私と一緒にレスターをいじって笑っていたのだろう。
あいつは優しく、責任感の強い馬鹿だ。
どうせデスゲームの事で責任感を覚えたのだろう。
私達をここから解放しようとでもしてたのだろうし、一人で旅立ったのもまた殺そうとするかもーとでも思ったに決まっている。
私はシュウの事をよく知っているのに彼は私の事をよくは知らないらしい。
レスターもあの程度で怒りはしないし、レスターが怒るのは誤ちを犯し、それを悔い改めようとしない時だけだ。
私はシュウ達になら殺されてもいい、シュウとレスターは私を助けた。
虐待、いじめ、差別、私はこの見た目からずっとそんな事を受けていたけど、二人は優しくて…私を救ってくれていた。
誰にでも優しく接する彼らだからこそ私は心を開いたのだ。
私の親友、心の開ける相手は二人だけ。
私の心、私と言う存在を満たせるのはこの二人だけだから。
私は一生をこの世界で過ごそうと、たとえ殺されようともシュウを咎める事は無い。
後悔をしなければ私はそれでいい。
大好きな二人のためならね。
はぁ…なんでこんな事考えちゃうんだろう?。
考える必要なんて無いじゃんか。
私の信条、それはどんな状況下でも最高の結果を求める事。
自分を信じてくれた二人のためにも、ね。
「レスター、はやく行こう?」
「お、おう!」
だからこそ私はシュウとレスターを英雄とするために、動くとしようかな。
二人とは似ていても、全く違う計画。
それが二人のための事になる。
二人は私を信頼してくれてるから。
その信頼に報いるために。
それが私の二人への、信頼の証。
