思わず声が大きくなり、みなが叶星を振り返った。
「あ、いえ、あの、リオのカーニバルで、大毅さんとお兄ちゃんが?」
慌てたようにそう聞くと、大毅が頷いた。
「ああ、芳尭がいなかったら俺と仁は誘拐されていたかもな。驚いたよ、まさか叶星の兄貴だとは」
「叶星さんのお兄さまが大毅の命の恩人だなんて。これもまた巡り合せなのね」
東堂夫人がしみじみとそんなことを言う。
それはとっても穏やかな笑みで、叶星はあらためて肩の力が抜けた気がした。
「そういうことだ。叶星も俺に感謝しろよ」と芳尭が言って、皆でアハハと笑う。
どこまでも頼りになる兄だ。
叶星は心の中で親指を天井に突き出し叫んだ。
――お兄ちゃん、グッジョブ!
それに答えるように、芳尭が叶星にウインクをする。
「あ、いえ、あの、リオのカーニバルで、大毅さんとお兄ちゃんが?」
慌てたようにそう聞くと、大毅が頷いた。
「ああ、芳尭がいなかったら俺と仁は誘拐されていたかもな。驚いたよ、まさか叶星の兄貴だとは」
「叶星さんのお兄さまが大毅の命の恩人だなんて。これもまた巡り合せなのね」
東堂夫人がしみじみとそんなことを言う。
それはとっても穏やかな笑みで、叶星はあらためて肩の力が抜けた気がした。
「そういうことだ。叶星も俺に感謝しろよ」と芳尭が言って、皆でアハハと笑う。
どこまでも頼りになる兄だ。
叶星は心の中で親指を天井に突き出し叫んだ。
――お兄ちゃん、グッジョブ!
それに答えるように、芳尭が叶星にウインクをする。



