夢はその先も続いて、彼に抱き上げられた。
ふわりふわりと揺れるのは、歩いているから?
この温もりと、彼の香りと。
夢だとしたら絶対に目を覚ますもんかと思った。
もう離れない。
絶対に。
恋は永遠じゃないかもしれない。
でもいまの一瞬を生きている限り繋いでいけばいい。
毎日彼の心に赤い糸を繋ごう。
絶対に外れないように。
そう強く決意しながら、しっかりと瞼を閉じて彼の背中に腕を回した。
『おやすみ、叶星』
『もうどこにも行かない?』
『ああ、行かないよ』
『よかった』
うふふ。
――よかった。
「……ん」
夢か、と思いながら、薄っすらと目を開けた。
マンションに帰ったつもりが、天井が違う。
「あれ?」
起きてみれば、ここは東堂家の叶星の部屋だった。
誰かが抱き上げてくれたような気がする。
――まさかと思うが、ジュンくん?
時計を見れば朝の八時。
寝坊だ。
ふわりふわりと揺れるのは、歩いているから?
この温もりと、彼の香りと。
夢だとしたら絶対に目を覚ますもんかと思った。
もう離れない。
絶対に。
恋は永遠じゃないかもしれない。
でもいまの一瞬を生きている限り繋いでいけばいい。
毎日彼の心に赤い糸を繋ごう。
絶対に外れないように。
そう強く決意しながら、しっかりと瞼を閉じて彼の背中に腕を回した。
『おやすみ、叶星』
『もうどこにも行かない?』
『ああ、行かないよ』
『よかった』
うふふ。
――よかった。
「……ん」
夢か、と思いながら、薄っすらと目を開けた。
マンションに帰ったつもりが、天井が違う。
「あれ?」
起きてみれば、ここは東堂家の叶星の部屋だった。
誰かが抱き上げてくれたような気がする。
――まさかと思うが、ジュンくん?
時計を見れば朝の八時。
寝坊だ。



