東堂副社長の、厳しすぎる初恋 +7/18

「だって、しょがないじゃないですか。私、初恋なんですよ? どうしていいかわからなかったんだもん」

まともにキスしたのも。ましてやそれ以上も全部、副社長が初めてなのだ。
逃げる以外にどんな方法があったっていうのか。卑怯だと言われようが、あの時はそれ以外になかった。
いま考えても、やっぱりそう思う。

「責任とってほしいくらいですよっ、本当にもう!」

「面倒くさい子だね。だったら、そう言えばいいだろう?」

「なんてですか?」

「初恋の責任とってくれって」

「やですよ、そんなの」