東堂副社長の、厳しすぎる初恋 +7/18


大毅は、顎に指をかけて考え込んだ。
時間にすれば数秒だろう。
思い立ったように顔を上げて大きく息を吸うと、特に気負う様子も見せず淡々と告げた。

「いま、俺が絡んでる仕事を整理したい」

「と、言いますと?」

「駿が帰って来る。いい機会だ。あいつにも覚えてもらわないとな」