「一応言っておくけど、皆応援しているのよ、副社長と西ノ宮さんのこと」
「へ?」
「よろしくね。ちゃんと受け止めてあげてね。副社長のハートの矢」
ワコさんは満面の笑みで両手でハートの形を作り、叶星に向かって投げるようにする。
「――な、なに言ってるんですか。誤解ですよ。私は副社長に頼まれてリサーチの」
「仕事だって言いたいのね?」
「はいはい」
大きく何度も頷いた。
「まぁいいわ。そういうことにしておきましょう。でもね、西ノ宮さん」
ワコさんは身を乗り出す。
「はい?」
「副社長の幸せは、私たちの幸せ。わかる? 『兎う堂』の幸せのために、頼むわね!」
「え、いやいや。何を」
――って、え?
なんとなく視線を感じて周りを見ると、なぜだか皆もワコさんの話に合わせるように頷いている。
見れば野呂までもが、大きく頷いているではないか。真剣な顔をして。
――なにか言ってほしいとは思ったけど、
そういうことじゃない!
叶星はまたしても頭を抱えた。
「へ?」
「よろしくね。ちゃんと受け止めてあげてね。副社長のハートの矢」
ワコさんは満面の笑みで両手でハートの形を作り、叶星に向かって投げるようにする。
「――な、なに言ってるんですか。誤解ですよ。私は副社長に頼まれてリサーチの」
「仕事だって言いたいのね?」
「はいはい」
大きく何度も頷いた。
「まぁいいわ。そういうことにしておきましょう。でもね、西ノ宮さん」
ワコさんは身を乗り出す。
「はい?」
「副社長の幸せは、私たちの幸せ。わかる? 『兎う堂』の幸せのために、頼むわね!」
「え、いやいや。何を」
――って、え?
なんとなく視線を感じて周りを見ると、なぜだか皆もワコさんの話に合わせるように頷いている。
見れば野呂までもが、大きく頷いているではないか。真剣な顔をして。
――なにか言ってほしいとは思ったけど、
そういうことじゃない!
叶星はまたしても頭を抱えた。



