総務部があるフロアには、広報部を合わせて『ヒムロス』からの派遣社員が五人いる。
廊下を歩きながら、派遣社員たちの様子に目を送ると、広報部にいる西ノ宮叶星の姿も見えた。
彼女はノートパソコンに目を落としているが、その佇まいが他の四人と比べてなんとなく、元気がないように見えるのは気のせいか。
いずれにしろ、あとで話を聞いてみようと思いながら、仁は総務部長とともに会議室に向かった。
「よくやってくれていますよ。派遣の子たちも担当の彼にも非常に満足しています」
総務部長は相好を崩す。
「そうですか、それはよかった」
追加契約やら今後の予定やらひと通り話が済んだあと、総務部長は少し怪訝そうに声を潜めた。
「あの、つかぬことを伺いますが」
「はい、なんでしょう?」
「西ノ宮さんと、うちの副社長は、どういう関係なんですかね?」
「というと?」
廊下を歩きながら、派遣社員たちの様子に目を送ると、広報部にいる西ノ宮叶星の姿も見えた。
彼女はノートパソコンに目を落としているが、その佇まいが他の四人と比べてなんとなく、元気がないように見えるのは気のせいか。
いずれにしろ、あとで話を聞いてみようと思いながら、仁は総務部長とともに会議室に向かった。
「よくやってくれていますよ。派遣の子たちも担当の彼にも非常に満足しています」
総務部長は相好を崩す。
「そうですか、それはよかった」
追加契約やら今後の予定やらひと通り話が済んだあと、総務部長は少し怪訝そうに声を潜めた。
「あの、つかぬことを伺いますが」
「はい、なんでしょう?」
「西ノ宮さんと、うちの副社長は、どういう関係なんですかね?」
「というと?」



